吉野宿ふじや
【歴史】 藤野地区には、太古より人々が生活を営んでいました。 いたるところに遺跡が見られ、資料が数多く残されています。 それら郷土資料を保存し、歴史を伝えることを目的として、1991年(平成3年)6月に開館しました。 ここ「吉野宿」は江戸時代初期に定められた関東五街道の一つ「甲州道中(街道)」の十番目の宿場(江戸より十七里三町)で、ちょうど江戸と甲府の中間にあたります。 往時には、信州・高遠藩、甲府勤番などの参勤交代の常宿として、また旅人たちの旅籠として栄えたところです。 吉野宿ふじやは、吉野大火の後、1897年(明治三十年)ごろに立てられたもので、百年以上の風雪に耐えた木造二階建ての建物です。かつて旅籠だった建物が資料館になっています。 吉野宿のジオラマが見応えあり。 駐車場あり 入館料無料